京都市中京区の御朱印(本能寺・壬生寺・六角堂・行願寺・誓願寺・錦天満宮・御金神社ほか)




このページでは京都市中京区の本能寺・壬生寺・正運寺・六角堂・行願寺・誓願寺・蛸薬師堂・寅薬師・錦天満宮・下御霊神社・御金神社・こぬか薬師・矢田地蔵尊の御朱印をご紹介しています。

目次

本能寺 京都市中京区

本能寺のご首題

本能寺の御朱印

本能寺のオリジナル御帳朱印帳

【本能寺概略】

応永22年(1415年)建立。法華経弘通の霊場として栄え、中世後期には洛中法華21ヶ寺の一つとなり、足利氏の保護を受けた。

天文5年(1536年)、天文法華の乱にて延暦寺の僧兵により焼き討ちされて堂宇はことごとく焼失したが天文14年(1545年)に再建された。

織田信長は主として妙覚寺を寝所としていたが変の当日は織田信忠が使用していたため本能寺に逗留していた。本能寺は明智光秀の軍勢による兵火で焼失した。

天正19年(1591年)、豊臣秀吉の命で現在の寺域に移転したが、元治元年(1864年)の禁門の変(蛤御門の変)に伴い発生したどんどん焼けにより堂宇を焼失した。

明治以降は廃仏毀釈の影響や御池通の整備などにより寺域は縮小し現在にいたっている。

三条の繁華街から少し入ったところにあり参拝しやすいです。

御朱印は専用の受付がありますのでいただきやすいです。御首題もお願いすれば書いていただけます。

【名称】

本能寺 法華宗本門流大本山 本尊: 本門八品上行所伝の南無妙法蓮華経

【所在地】

京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522

壬生寺 京都市中京区

壬生寺の御朱印

壬生寺の御朱印

中院 洛陽三十三観音の御朱印

壬生寺の御朱印

歯薬師 京都十二薬師の御朱印

壬生寺の御朱印

オリジナル御朱印帳

壬生寺の御朱印帳

【壬生寺概略】

園城寺(三井寺)の僧快賢が、991年(正暦2年)に自身の母のために建立したとされる。中世に融通念仏の円覚上人が中興。重要無形文化財の融通念仏による壬生の「大念仏狂言」は円覚上人が始めたものと伝えられる。幕末には京都の治安維持を目的に活動した新選組の本拠が壬生村の八木家に置かれ、境内は新選組の兵法調練場に使われ、武芸などの訓練が行われた。

阪急大宮駅から徒歩で行きました。新撰組ファンの観光客が多く、他の寺社とはかなり雰囲気が違います。御朱印は本堂脇の納経所にていただきました。

【名称】

心浄光院 宝憧三昧寺(壬生寺) 律宗大本山  本尊:地蔵菩薩

洛陽三十三所観音第28番 京都十二薬師第4番

【所在地】

京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31

 正運寺 京都市中京区

 正運寺 洛陽二十六番の御朱印

正運寺の御朱印

【正運寺概略】

1600年加藤清正公の重臣飯田覚兵衛尉重氏直景が開基。本尊は阿弥陀如来。十一面観音像は大和国長谷寺の本尊と同木といわれる。かつて安産寺と呼ばれ女性の信仰を集めたという。

阪急京都線大宮駅から徒歩で5分ほどです。案内によると駐車場もあるようです。門が閉まっていて入りづらかったですが玄関のブザーを押して対応していただきました。

【名称】

長栄山 正運寺 浄土宗鎮西派 本尊:阿弥陀如来

洛陽三十三所観音第26番

【所在地】

京都市中京区蛸薬師通大宮西入因幡町112

六角堂(紫雲山頂法寺) 京都市中京区

六角堂 西国三十三観音第十八番の御朱印

六角堂の御朱印

【六角堂概略】

寺伝によれば、延暦13年(794年)の平安遷都以前の創建で、開基は聖徳太子であるとされる。この寺の本堂である六角堂は寺内塔頭で、頂法寺の本坊にあたる池坊が執行として代々経営・管理に当たってきた。池坊の名は、聖徳太子が水浴したという池(または井戸)にちなんで名付けられたもの。池坊の僧は、頂法寺の住持として本尊の如意輪観音に花を供えることとなっており、花の生け方に別格の妙技を見せることで評判となっていた。文明年間(1469年-1486年)に池坊12世専慶が立花の名手として知られ、ここから池坊としての立花が生じ、天文年間(1532年-1555年)には、池坊13世専応が度々宮中に招かれて花を立て、また「池坊専応口伝」を表して立花の理論と技術を初めて総合的に体系化した。

地下鉄四条駅から徒歩で行きました。御朱印は納経所にていただきました。生け花発祥の地として知られるため、生け花関係のお土産が多数。

【名称】

紫雲山頂法寺 通称「六角堂」 天台宗系単立

西国三十三所観音第十八番札所、 洛陽三十三所観音第一番札所

【所在地】

京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248

 革堂行願寺 京都市中京区

 革堂行願寺 西国三十三観音第十九番の御朱印

革堂行願寺の御朱印

【革堂行願寺概略】

寛弘元年(1004年)行円による創建。もとは狩猟を生業としていた行円であるが、殺生の非を悟って仏門に入り、鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれたという。

市バス河原町丸太町で下車しました。近くに下御霊神社があります。御朱印は納経所にいただきました。

【名称】

霊麀山行願寺(通称:革堂) 天台宗 本尊:千手観音

西国三十三所第十九番、洛陽三十三所観音第四番

【所在地】

京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17

誓願寺 京都市中京区

誓願寺 洛陽三十三観音第二番の御朱印

誓願寺の御朱印

新西国霊場十五番の御朱印

誓願寺の御朱印

法然上人二十五霊場第二十番の御朱印

誓願寺の御朱印

京洛六阿弥陀霊場第六番の御朱印

誓願寺の御朱印

西山國師十六霊場第九番の御朱印

誓願寺の御朱印

オリジナル御朱印帳

誓願寺の御朱印帳

【誓願寺概略】

天智天皇6年(667年)、天皇の勅願により奈良に創建。平安遷都後、西山上人証空の弟子円空(1213年-1284年)が京都の深草に寺を建て布教したのが始まり。
扇の塚のある寺として芸能関係にはよく知られた寺で、説教から発達した講談、落語、漫才などの芸人の成就を祈願する寺として知られている。また、落語発祥の寺とも言われている。

新京極通りを三条に上がって行くとあります。御朱印は本堂内の納経所でいただきました。専用納経帳の品ぞろえが豊富で「西山上人十六霊場」の納経帳はここで初めて見ました。

【名称】

誓願寺 浄土宗西山深草派総本山 本尊:阿弥陀如来

洛陽三十三観音第二番 新西国霊場十五番 法然上人二十五霊場第二十番、京洛六阿弥陀霊場第六番 西山國師十六霊場第九番

【所在地】

京都市中京区新京極通三条下ル桜之町453番地

 蛸薬師堂永福寺 京都市中京区

 蛸薬師の御朱印

蛸薬師の御朱印

鯉地蔵の御朱印

鯉地蔵の御朱印

法性山妙心寺の御朱印

法性山妙心寺の御朱印

【蛸薬師堂永福寺概略】

蛸薬師通りの名を生んだ程、広く庶民の信仰を集めた町堂。この寺にいた親孝行な僧が病身の母の求めで「タコ」を買ったが見とがめられ、進退につまった僧が日頃信仰する薬師如来に祈念したところ、タコは薬師経に変わり、また母の病が癒えたという伝説による。妙心寺はもともとは永福寺のとなりにあったが幕末の戦火で焼失したため、永福寺の境内に本堂を建てた。1181年の創建。

商店街の真ん中にあります。御朱印は納経所にていただきました。

【名称】

浄瑠璃山 林秀院 永福寺(通称:蛸薬師堂)浄土宗西山深草派 本尊:蛸薬師如来

京都十二薬師霊場第十二番

【所在地】

京都市中京区新京極通蛸薬師下ル東側町503

寅薬師西光寺 京都市中京区

寅薬師の御朱印

寅薬師の御朱印

【寅薬師西光寺概略】

寅薬師の通称名は本尊阿弥陀如来の右脇に安置する寅薬師如来像に由来する。像は弘法大師の作と伝えられ、 成就したのが寅の日、寅の刻にあたることから寅薬師と呼ばれ、弘安3年に西光寺に下賜された。

蛸薬師のとなりにあります。庫裡にて拝受。とても気さくな住職さんでいろいろお話を伺うことができました。

【名称】

北亀山 西光寺(通称:寅薬師)浄土宗西山深草派 本尊:阿弥陀如来

京都十二薬師霊場第十一番

【所在地】

京都市中京区新京極通蛸薬師上ル中筋町495-1

鏡天満宮 京都市中京区

鏡天満宮の御朱印

鏡天満宮の御朱印

【錦天満宮概略】

長保5年(1003年)、菅原道真の父親である菅原是善の旧邸「菅原院」を源融の旧邸・六条河原院の跡地に移築して「歓喜寺」が創建され、その鎮守社として天満天神を祀って創建されたのに始まる。錦市場の東端に位置し学問のみならず商売繁盛の神様としても祀られている。

新京極通りの商店街の中にあり、蛸薬師から徒歩で行きました、すぐ近くです。御朱印は売店で書き置きをいただきました。

【祭神】

菅原道真公

【鎮座地】

京都市中京区新京極通四条上ル中之町537

下御霊神社 京都市中京区

下御霊神社の御朱印

下御霊神社の御朱印

【下御霊神社概略】

桓武天皇の御世、各地で疫病が流行した。これは御霊の祟りであるとして、貞観5年(863年)5月20日、平安京の神泉苑で御霊会が催された。この御霊会が当社および上御霊神社の創祀であるとしている。祭神はいずれも政争に巻き込まれて憤死した人々。

市バス河原町丸太町から徒歩すぐで西国三十三観音革堂行願寺の近くです。御朱印は授与所にていただきました。京洛八社集印巡りの一社。

【祭神】

吉備聖霊、崇道天皇、伊予親王、藤原大夫人、藤原大夫、橘大夫、文大夫、火雷天神

【鎮座地】

京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町

御金神社 京都市中京区

御金神社の御朱印

御金神社御朱印

【御金神社概略】

「金」はもともとは「金属」の意味であったが、お金に纏わる神社として、資産運用や宝くじなどお金持ちになることを願う人々の参拝が多い。美濃の南宮大社の祭神である金山彦命を祀る神社として1883年に創建された。

金色の鳥居がひときわ目立ちます。当日は福財布の販売があったようで、参拝客が非常に多く、朝一番に行きましたが御朱印をいただくのにそこそこ並びました。

ある意味で商業主義と言う人もいるかとは思いますが、参拝者がいなくて廃れてしまうよりも全然良いと思います。神社やお寺の一つの在り方として、私は評価しています。

【祭神】

金山彦命、天照大神、月讀神

【鎮座地】

京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618番地

こぬか薬師 京都市中京区

こぬか薬師 京都十二薬師第九番の御朱印

こぬか薬師の御朱印

【こぬか薬師概略】

水薬師、蛸薬師と並ぶ京都七薬師の一つ。こぬか薬師はもともとは美濃国にあったが上洛した織田信長がその御利益を聞き京都に勧請した。往時は町内一帯がその境内であったが蛤御門の変で焼失。1889年(明治22年)に縮小の上で再建された。

京都の中心エリアにありますが、観光地の喧騒とはかけ離れた静かな住宅地の中にあります。宿坊もやっているようで英語の案内などもありました。

木戸を開けて入ると宿坊の入り口があり、そちらで御朱印をいただきました。

【名称】

医徳山薬師院(こぬか薬師) 黄檗宗 本尊:薬師如来像

京都十二薬師霊場 第9番、通称寺の会(京の通称寺霊場)

【所在地】

京都市中京区釜座通二条上ル大黒町694

矢田地蔵尊(矢田寺) 京都市中京区

矢田地蔵尊の御朱印

【矢田地蔵尊概略】

白鳳4(700)年、天武・持統両天皇の勅願所である奈良・大和郡山市にある矢田寺の別院として建立された。光仁7(816)年、日本で初めてつくられたとされる地蔵菩薩がご本尊。

お盆の時期に、ご先祖様を迎えるために「迎え鐘」が鳴らされる。

京都の繁華街である寺町通の一角にあります。

このような庶民の信仰を集める小さいお寺が繁華街に溶け込んである風景が、いかにも京都らしくて好きです。

【名称】

金剛山矢田寺 西山浄土宗 本尊:地蔵菩薩

洛陽四十八願所地蔵めぐり第28番

【所在地】

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523

京都市中京区御朱印MAP

京都の街中は渋滞しますし、乗客が多く混雑しますのでバスではなく地下鉄の利用をおすすめします。

このあたりを散策するのならば烏丸御池付近のホテルに宿泊するのが良いでしょう。私が泊まったことがあるのは次のホテルです。

三井ガーデンホテル京都四条

ホテルインターゲート京都 四条新町

静鉄ホテルプレジオ京都烏丸御池

いずれも綺麗なホテルですし、この辺りとしては、お値段もお手頃ですのでおススメできます。交通の便も良いので京都観光の拠点としても便利です。

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ABOUTこの記事をかいた人

ドライブと温泉が好きな歴史ヲタ。2012年に御朱印と出会ってから旅行の頻度がさらに上がってしまいました。運動不足で体力がほとんどないので車でできるだけ近くまで乗り付けるのをモットーにしています。