紅葉で有名な東福寺ですが、こちらは塔頭寺院を併せてたくさん御朱印をいただけるお寺としても知られています。
東福寺には塔頭寺院がたくさんあり、うまく回らないと戻るのも大変ですので初めから回る順番を決めて行くのが良いと思います。
JRで京都駅まで行き、そこから奈良線に乗り換えて東福寺駅から歩きました。東福寺は駅から徒歩10分とありましたが、途中から塔頭寺院が並び、気分はすでに「到着」となりますので、体感的には5分とかからない気がして楽に歩くことができます。
目次
東福寺 京都市東山区
東福寺の御朱印
東福寺オリジナル御朱印帳
【東福寺概略】
建長7年(1255年)摂政九条道家により開基。奈良の東大寺と興福寺から一字ずつ取って名を「東福寺」と定めた。
京都五山の第四位の禅寺として栄え、近代に入って規模は小さくなったものの、今なお25か寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院。
紅葉の名所として知られ、秋の行楽シーズンには大変な人出で賑わう。
山内にある「通天橋」は特に紅葉が美しい場所で、ここを通るには拝観料が必要です。
紅葉シーズンの休日は凄い人出で歩くのも大変ですが行かないという選択肢はないでしょう。
【名称】
慧日山東福寺 臨済宗東福寺派大本山 本尊:釈迦如来
京都五山四位
【所在地】
京都市東山区本町十五丁目778番地
勝林寺 京都市東山区
勝林寺の御朱印
勝林寺オリジナル御朱印帳
【勝林寺概略】
東福寺塔頭。天文十九年(1550)に東福寺第二百五世住持であった「高岳令松」禅師によって、勝林庵として創建された。
東福寺の鬼門(北方)を守る毘沙門天の寺として知られる。
御朱印に積極的なお寺として有名です。
数多くのカラフルな御朱印がありますが、全部いただくとかなりの散財となりますので気に入ったものだけ購入することにしましょう。
オリジナル御朱印帳は上質な紙を使っていますのでおすすめです。
同聚院 京都市東山区
同聚院の御朱印
【同聚院概略】
東福寺塔頭。室町時代中期の文安年間に東福寺第129世琴江令薫が開山。
本尊の不動明王坐像(重要文化財)は定朝の父・康尚の作といわれる。寛弘3年(1006年)に藤原道長が法性寺に建立した五大堂の中尊と伝える。
本尊の不動明王坐像(重要文化財)は拝観可能です。非常に素晴らしいですので、ぜひお立ち寄りください。
霊雲院 京都市東山区
霊雲院の御朱印
【霊雲院概略】
東福寺塔頭。 明徳元年(1390年)に岐陽方秀が開いた。九山八海の庭、臥雲の庭で知られている。
少し奥まったところにあるからか、ほとんど人がおらず、ゆっくり庭を鑑賞することができました。
一華院 京都市東山区
本尊「白衣観音」の御朱印
一華開五葉の御朱印
朱雀の御朱印
【一華院概略】
東福寺塔頭。永徳2年(1382年)に一華庵として創建された。本尊の「白衣観音坐像」は室町時代の作。
こちらもお庭が有名で「依稀松の庭」として知られています。お茶とセットでの拝観のようでしたので、こちらでは御朱印のみいただきました。
即宗院 京都市東山区
即宗院の御朱印
【即宗院概略】
東福寺塔頭。藤原兼実の山荘「月輪殿」跡に建てられた島津家ゆかりのお寺。西郷隆盛と月照上人が密談をした場所としても知られている。
東福寺の境内の奥の方に龍吟庵と並んであります。
紅葉の綺麗な偃月橋を渡って向かいます。
龍吟庵 京都市東山区
龍吟庵の御朱印
【龍吟庵概略】
東福寺塔頭第一位。東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡に建つ。
応仁の乱以前にさかのぼる室町時代初期に建造された現存最古の方丈建築です。京都で応仁の乱以前の建物は珍しいです。
枯山水の庭は重森三玲の手によるもので昭和39年の作です。
最勝金剛院 京都市東山区
最勝金剛院の御朱印
【最勝金剛院概略】
東福寺の特別由緒寺院。東福寺を建立した九条家の墳墓を管理している。
1148年にに藤原宗子の発願により建立。
特別拝観などは行っていませんので表示がありません。書置きの御朱印をいただきました。
正覚庵 京都市東山区
正覚庵の御朱印
【正覚庵の御朱印】
東福寺塔頭。筆の寺として知られる。
東福寺の山門を出てさらに奥に進みます。ここまで来ると参拝客はほとんどいません。紅葉までの喧騒が別世界に感じられます。
拝観はありませんが御朱印はいただけます。
法性寺 京都市東山区
法性寺 洛陽二十一番 の御朱印
【概略】
延長二年(九二四)に左大臣藤原忠平が創建。 以後、藤原一門の加護を受け、平安時代を通じて大いに栄えた藤原家の氏寺。現在、国宝に指定されている観音様は創建当時の仏像であり、灌頂堂の本尊と伝えられ「厄除観音」の名で知られている。
東福寺駅から徒歩で行きました。門が閉まっていて少し入りづらいですが中に入り御朱印をいただきました。
【名称】
大悲山法性寺 浄土宗西山禅林寺派 本尊:二十七面千手観音菩薩
洛陽三十三所観音第21番
【所在地】
京都市東山区本町16丁目307番地