このぺーじでは愛媛県松山市の石手寺・伊豫豆比古命神社・伊佐爾波神社・宝厳寺・繁多寺・浄土寺・西林寺・八坂寺・浄瑠璃寺・太山寺・円明寺の御朱印をご紹介しています。
目次
石手寺 愛媛県松山市
石手寺四国八十八箇所第五十一番の御朱印
遍路の元祖とされる衛門三郎の御朱印
石手寺奥の院の御朱印
【石手寺概略】
四国八十八箇所霊場の第五十一番札所。道後温泉から近く観光客も多く訪れる。天平元年(729年)に行基が薬師如来本尊として開基。弘仁4年(813年)に空海(弘法大師)が訪れ、真言宗に改めたとされる。寛平4年(892年)河野氏に生まれた子どもが石を握っていという衛門三郎再来の伝説によって石手寺と改められた。
街中にありますが駐車場も広く車で楽に行けます。当日はお遍路の方以外にも多くの観光客で混みあっていました。御朱印は納経所にていただきました。四国八十八箇所の納経帳もこちらで購入しました。あまり紙質の良いものではなかったので事前に購入しておけば良かったです。
【名称】
熊野山 虚空蔵院 石手寺 真言宗豊山派 本尊:薬師如来
四国八十八箇所51番
【所在地】
愛媛県松山市石手2丁目9-21
伊豫豆比古命神社 愛媛県松山市
伊豫豆比古命神社の御朱印
勝軍八幡神社の御朱印
児守神社の御朱印
【伊豫豆比古命神社概略】
「いよずひこのみことじんじゃ」と読む。地元では「椿神社」「椿さん」と呼ばれており、開運・商売繁盛の神様として崇敬される。孝霊天皇の御代に鎮座したとされる古社。
大きくて綺麗な神社です。駐車場も広いです。御朱印は授与所にていただきました。
【祭神】
伊豫豆比古命、伊豫豆比売命、伊与主命、愛比売命
【鎮座地】
愛媛県松山市居相2-2-1
伊佐爾波神社 愛媛県松山市
伊佐爾波神社の御朱印
【伊佐爾波神社概略】
創建は不詳。神功皇后・仲哀天皇御来湯の際の行宮跡に建てられたといわれる。延喜式に載っている古社で1000年以上前から信仰を集めていたことが窺える。現在の社殿は江戸時代に作られたもので石清水八幡宮を模したものと言われる。
道後温泉の温泉街にあり、泊まっているホテルから歩いて行きました。初めに行ったときは授与所がまだ閉まっていたため出直しました。階段がきついので2回はなかなかしんどかったです。
【祭神】
神功皇后、応神天皇、三柱姫大神
【鎮座地】
愛媛県松山市桜谷町173
宝厳寺 愛媛県松山市
宝厳寺の御朱印
【宝厳寺概略】
時宗の開祖一遍上人生誕の地。上人は延応元年(1239年)河野通広の第二子として、この寺の一角で誕生したと言われる。もとは天智天皇4年(665年)斉明上皇の勅願で、国司越智守興が創建したとされる。平成25年に本堂及び庫裡が火災により全焼し、国の重要文化財である木造一遍上人立像が焼失した。
道後温泉のホテルから歩いて行きました。少し距離がありますが充分歩けます。火災の後の再建のため新築のピカピカのお寺です。
【名称】
豊国山遍照院宝厳寺 時宗 本尊:阿弥陀仏如来
【所在地】
愛媛県松山市道後湯月町5-4
繁多寺 愛媛県松山市
繁多寺 四国八十八箇所第五十番の御朱印
【繁多寺概略】
天平勝宝年間に孝謙天皇の勅願により、行基が建立。弘法大師がこの地を巡錫し、寺に逗留された際に「東山・繁多寺」と改め、霊場とされた。時宗の開祖・一遍上人が青年期に修業した寺としても知られる。
山門前に駐車場があります。御朱印は納経所でいただきました。
【名称】
東山 瑠璃光院 繁多寺 真言宗豊山派 本尊:薬師如来
四国八十八箇所第五十番
【所在地】
愛媛県松山市畑寺町32
浄土寺 愛媛県松山市
浄土寺 四国八十八箇所第四十九番の御朱印
【浄土寺概略】
空也上人が3年間この寺に逗留し教化に努めた寺。天平勝宝年間に孝謙天皇の勅願寺として開創。後に弘法大師がこの地を訪れ衰えていた寺を再興した。境内入口に正岡子規の句碑「霜月の空也は骨に生きにける」が立つ。
境内にお接待の方がたくさんおられました。三門前に駐車場がありますがそこまでの道が少し狭いので注意が必要です。
【名称】
西林山 三蔵院 浄土寺 真言宗豊山派 本尊: 釈迦如来
四国八十八か所第四十九番
【所在地】
愛媛県松山市鷹子町1198
西林寺 愛媛県松山市
西林寺 四国八十八箇所第四十八番の御朱印
【西林寺概略】
聖武天皇の天平13年、行基菩薩が勅願による建立。大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を巡礼した際この寺に逗留した。このころ村は大旱魃で苦しんでおり、弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけたという。
浄土寺から田舎の道を一直線に南下したところにあります。団体バスとかち合ってしまいどうなることかと思いましたが、さすがは手慣れたものでうまくさばいてくれました。
【名称】
清滝山 安養院 西林寺 真言宗豊山派 本尊:十一面観世音菩薩
四国八十八箇所第四十八番
【所在地】
愛媛県松山市高井町1007
八坂寺 愛媛県松山市
八坂寺 四国八十八箇所第四十七番の御朱印
【八坂寺概略】
修験道の開祖・役行者小角の開基と伝えられる。8ヶ所の坂道を切り開いて創建したことから「八坂寺」と言われる。紀州から熊野権現の分霊や十二社権現を奉祀して修験道の根本道場となり「熊野八坂寺」とも呼ばれ僧兵を従えるほどとなったが、天正年間の兵火で焼失してから寺勢は衰退し現在の規模に縮小した。
西林寺から南下し高速を越えるとさらにのどかな雰囲気の中を走ります。遍路道「四国のみち」と呼ばれ、遍路の元祖といわれる右衛門三郎の伝説との縁も深いとのこと。
【名称】
熊野山 妙見院 八坂寺 真言宗醍醐派 本尊:阿弥陀如来
四国八十八箇所第四十七番
【所在地】
愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
浄瑠璃寺 愛媛県松山市
浄瑠璃寺 四国八十八箇所第四十六番の御朱印
【浄瑠璃寺概略】
松山市内八ヶ寺の打ち始めの霊場。遍路の元祖といわれる右衛門三郎のふる里として知られる。行基が奈良の大仏開眼に先だち、この地を訪れ伽藍を建立した。江戸時代の正徳5年に火災により本尊と脇侍を除き焼失。その後、全国を托鉢するなど苦難の末に再興した。
八坂寺とは車ですぐ近くの距離にあります。駐車場があまり広くなかったですが問題なく停められました。
【名称】
医王山 養珠院 浄瑠璃寺 真言宗豊山派 本尊: 薬師如来
四国八十八箇所第四十六番
【所在地】
愛媛県松山市浄瑠璃町282
太山寺 愛媛県松山市
太山寺 四国八十八箇所第五十二番の御朱印
【太山寺概略】
豊後の真野長者が用明2年(587)に一夜にして御堂を建てて開基したとされる。後冷泉、後三条、堀河、鳥羽、崇徳、近衛の6代にわたる各天皇が十一面観音像を奉納されている。嘉元3年(1305)松山城主の河野家が寄進した本堂は国宝。
納経所から本堂まではなかなかの距離があります。みなさん歩いていましたが、車で行ってみたところ、数台分ですが駐車場がありました。暑い日でしたので歩いたらかなり体力を消耗したと思います。
【名称】
龍雲山 護持院 太山寺 真言宗智山派 本尊: 十一面観世音菩薩
四国八十八箇所第五十二番
【所在地】
愛媛県松山市太山寺町1730
円明寺 愛媛県松山市
円明寺 四国八十八箇所第五十三番の御朱印
【円明寺概略】
天平勝宝元年、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基。四国霊場最古の銅板納札が保存されていることで知られる。この銅板は明治13年にシカゴ大学のスタール博士が発見した。
大山寺とは打って変わって駅近くの住宅地にあります。駐車場はお寺の向かいにあります。明治13年にアメリカ人教授がすでに巡礼していたというのはなかなかの驚きとともに、アメリカ人のバイタリティに感心しました。
【名称】
須賀山 正智院 円明寺 真言宗智山派 本尊: 阿弥陀如来
【所在地】
愛媛県松山市和気町1-182