このページでは和歌山県田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社、阿須賀神社、那智勝浦町の補陀落寺、熊野那智大社、飛瀧神社、青岸渡寺、阿弥陀寺の御朱印をご紹介しています。
目次
熊野本宮大社 和歌山県田辺市
熊野本宮大社の御朱印
御創建二千五十年限定金字御朱印
大斎原の御朱印
産田社の御朱印
オリジナル御朱印帳
【熊野本宮大社概略】
熊野三山の一つで創建は不明であるが、崇神天皇の御代紀元前33年とされている。社地はもともとは熊野川の中州にあったが、明治以降の深刻な森林伐採による河川の保水力低下により、1889年(明治22年)の大洪水で旧社地の社殿は破損した。後に現在の地に上四社のみが再建されたが、中四社。下四社は再建されなかった。旧社地の中州は「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれ、高さ33.9Mの日本一高い大鳥居が建っている。
正月明けにに休みを取り念願の熊野三山を訪れました。東京から車で行きましたが何しろ遠いです。伊勢までは高速も整備されていて走りやすいのですが、そこからが対面通行でトンネルばかりととても走りづらく大変でした。さらに熊野市からは山道を登って行きましたがメインの道ではないためか、自然に近いというか人の気配が少ないというか、ちょっと怖い感じでした。新宮市からのメインルートでアクセスすることをおすすめします。
神社に到着するとかなりの参拝客で賑わっていました。綺麗なお土産店や世界遺産センターなどもあり休憩できます。新宮市まで車でもそこそこ時間がかかるので、ここでしっかりトイレ休憩などもして行きましょう。
【祭神】
家都美御子大神
【鎮座地】
和歌山県田辺市本宮町本宮1100
熊野速玉神社 和歌山県新宮市
熊野速玉神社の御朱印
オリジナル御朱印帳
【熊野速玉神社概略】
鮮やかな朱塗りの社殿が美しい神社。孝謙天皇の御世に日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜った。元宮は神倉山にあったため「新宮」と呼ばれる。1,000点をこえる古社宝類は国宝にしてされているほか、天然記念物ナギの巨木がある。創建年は不詳だが景行天皇58年とも伝わる。
新宮の街の中にあります。そのせいか熊野三山の中ではあまり印象に残らない気がします。駐車場から近いので参拝しやすいです。
御朱印と御朱印帳はこちらの授与所にていただきました。
【祭神】
熊野速玉大神、熊野夫須美大神
【鎮座地】
和歌山県新宮市新宮1
阿須賀神社 和歌山県新宮市
阿須賀神社の御朱印
【阿須賀神社概略】
社伝によれば起源前423年の孝昭天皇の代の創建と伝えられる。蓬莱山をご神体とし、徐福が上陸したとされる地を境内地とする。
熊野速玉神社の後に参拝しました。車で少しの距離です。近くに徐福公園がありそちらも見学しました。
【祭神】
事解男命、熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神
【鎮座地】
和歌山県新宮市阿須賀1-25-25
補陀山寺 和歌山県那智勝浦町
補陀落山寺の御朱印
【補陀落山寺概略】
補陀落とはサンスクリット語の観音浄土を意味する。仁徳天皇の治世にインドから熊野の海岸に漂着した裸形上人により創建されたとされる。平安時代から江戸時代にかけて人々が観音浄土である補陀洛山へと小船で那智の浜から旅立った宗教儀礼「補陀洛渡海」で知られる寺。
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部で、那智勝浦から熊野那智大社に向かう道の途中にありますが、当日は私たち以外参拝者はいませんでした。御朱印は本堂内の納経所でいただきました。
【名称】
熊野山補陀落山寺 天台宗 本尊:三貌十一面千手千眼観音
【所在地】
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮348
熊野那智大社 和歌山県那智勝浦町
熊野那智大社の御朱印
御縣彦社の御朱印
オリジナル御朱印帳
【熊野那智大社概略】
熊野三山の一つ。元来は那智の滝を祀ったものと考えられており、那智の滝を始めとする「那智四十八滝」は古くから熊野修験の修行地となっている。明治の神仏分離の際にも観音堂は残され、のちに青岸渡寺として復興した。
参拝時は残念ながら本殿工事中でした。となりの青岸渡寺と一体で参拝することができます。高いところにあってとても眺めが良いので長居してしまいます。御朱印。御朱印帳は授与所にていただきました。
下から階段を上がると480段もありますので、車で社務所横の駐車場まで登りました。料金は宝物館の拝観料と併せて800円です。最後の駐車場に至る道が少しの距離ではありますがとても狭いので、青岸渡寺の駐車場を使った方が良いかもしれません。青岸渡寺とほぼ一体なので歩いてならば行き来可能です。
【祭神】
熊野夫須美大神
【鎮座地】
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
飛瀧神社 和歌山県那智勝浦町
飛瀧神社の御朱印
【飛瀧神社概略】
熊野那智大社の別宮。御神体は那智滝自体で本殿・拝殿はなく、直接に滝を拝む形となる。
こちら専用の駐車場はなさそうでしたので、お土産屋さんの駐車場に停めて少し歩きました。少し階段を下るとすぐのところにあります。拝観料は払うとさらに近いところで拝むことができます。
御朱印は授与所にていただきました。
【祭神】
大己貴神
【鎮座地】
和歌山県那智勝浦町那智山
青岸渡寺 和歌山県那智勝浦町
青岸渡寺 西国三十三観音第一番の御朱印
三重塔の御朱印
大黒天の御朱印
【青岸渡寺概略】
西国三十三所第一番札所。4世紀の仁徳天皇の御代にインドから渡来した裸形上人により開基。その後に推古天皇の勅願寺になったとされる。隣接する熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場であった。明治の神仏分離により、熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全て廃されたが、熊野那智大社では如意輪堂が破却を免れ、後に青岸渡寺として復興した。
熊野那智大社に隣接していて、歩いて自由に行き来できます。3種の御朱印は全て本堂内の納経所でいただくことができます。西国札所の中で一番離れているこちらに参詣することができたので、早く結願したいと思います。
滝と三重塔の姿が美しいです。
境内を一回りして熊野那智大社の駐車場に戻りました。
【名称】
那智山青岸渡寺 天台宗 本尊:如意輪観音菩薩
西国三十三所第1番、神仏霊場巡拝の道第2番、東海近畿地蔵霊場特別、東海白寿三十三観音特別
【所在地】
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
阿弥陀寺 和歌山県那智勝浦町
阿弥陀寺の御朱印
【阿弥陀寺概略】
妙法山山中にある弘法大師ゆかりの寺院。古来から黄泉の国の入り口とも言われる。大宝三年(西暦703年)唐から渡来した蓮寂上人が法蓮華経を写経して山頂に埋めたことに始まるという。
熊野那智大社からさらに山を上がって行くとこちらに到着します。途中の道はすれ違えなくはありませんが狭い道ですので注意が必要です。黄泉の国の入り口と言われるだけあり、かなり霊的な雰囲気の強いところですので、そういうのが弱い方は行かない方がよいかと思います。御朱印は納経所でいただきました。
途中、このような絶景が楽しめますが、なにしろ雰囲気が寂しすぎるので、長居せずに来た道を戻りました。
【名称】
妙法山阿弥陀寺 真言宗御室派 本尊:阿弥陀如来
【所在地】
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町南平野2270-1