青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の東北6県の寺社でいただいたオリジナル御朱印帳の一覧です。
東北地方は寺社が散在して各々距離がかなりありますし、冬季は車での移動が厳しいのでなかなか捗りません。しかしどの県にも歴史ある寺社と素晴らしい温泉地がたくさんありますので、そちらを楽しみながら気長にまわろうと思っています。
中尊寺の御朱印帳は紙質が良く絵柄も芸術的でおすすめです。
目次
青森県の御朱印帳
善知鳥(ウトウ)神社 青森県青森市
うとう神社と読む。第十九代允恭天皇の頃に祭祀が始まり、坂上田村麻呂の東北遠征の大同二年(807)に再建されたという。
当時、青森市は善知鳥村と言われていた。青森の中心部にある大きな神社。
青森市の御朱印(善知鳥神社・青龍寺・青森諏訪神社・青森寺・廣田神社・八甲田神社)
津軽地方(弘前・五所川原)の御朱印(岩木山神社・弘前八幡宮・最勝院・五所川原神明宮・円覚寺)
岩手県の御朱印帳
中尊寺 岩手県平泉町
世界遺産。奥州藤原氏三代ゆかりの寺。
平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を有する。
紙質が良く、ページ数も多い上質な御朱印帳です。
毛越寺 岩手県平泉町
こちらも奥州藤原氏ゆかりのお寺。中尊寺と並んで平泉観光の目玉です。
中尊寺と同じ業者が作っているのか、こちらも紙質が良い素晴らしい御朱印帳です。
毛越寺の飛び地境内にあたる、義経最期の地とされる高館義経堂でも購入できます。
平泉・一関の御朱印(中尊寺・毛越寺・高館義経堂・達谷窟毘沙門堂・一関八幡神社)
駒形神社 岩手県奥州市
陸中一宮。もともとは駒ケ岳山頂に鎮座していたが、参拝に不便なため明治36年に現在の地に遷座した。
図柄は子供騎馬武者行列で毎年5月3日に行われる。綺麗な図柄で気に入っています。
正法寺 岩手県奥州市
奥の正法寺と呼ばれる。南北朝時代の貞和4年(1348)、無底良韶禪師によって開かれた。大本山の永平寺、總持寺に次ぐ曹洞宗の第三本山と呼ばれ、東北布教の拠点として栄えた。重要文化財に指定されている本堂は巨大な建物でその茅葺屋根は日本一の大きさ。
水沢江刺の御朱印(駒形神社・日高神社・鎮守府八幡宮・黒石寺・奥の正法寺ほか)
秋田県の御朱印帳
太平山三吉神社 秋田県秋田市
社伝によれば白鳳2年(673年)、役小角が創建したという。その後延暦20年(801年)征夷大将軍坂上田村麻呂が戦勝を祈願して社殿を建立し、鏑矢を奉納したという。中世を通じて薬師如来を本地仏とする修験道の霊場として崇敬された。
秋田市の御朱印(太平山三吉神社・八幡日吉神社・彌高神社・古四王神社ほか)
宮城県の御朱印帳
大崎八幡宮 仙台市青葉区
創建年代は不明。社伝によると坂上田村麻の創建とされる。奥州管領であった大崎氏、その後は伊達政宗公が仙台開府後仙台城の乾(北西)の方角にあたる現在の地に祀った。以降、仙台総鎮守として歴代仙台藩侯や仙台城下の人々に篤く尊崇されてきた。
本殿・石の間・拝殿は桃山文化の色彩豊かな建築で国宝。伊達政宗の寄進により建立され、慶長12年(1607年)に竣工した。
青葉神社 仙台市青葉区
1874年の創建。武振彦命(たけふるひこのみこと、仙台藩祖伊達政宗の神号)を祀る。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。
御朱印帳の絵柄がかっこよく、また紙質も良いのでおすすめ。
仙台市の御朱印(瑞鳳殿・大崎八幡宮・宮城縣護国神社・青葉神社・三瀧山不動院・榴岡天満宮)
仙台東照宮 仙台市青葉区
仙台東照宮は、宮城県仙台市青葉区東照宮にある神社で、徳川家康をまつる神社。1654年に仙台藩2代藩主伊達忠宗によって創建された。
本殿以下4棟が国の重要文化財に指定されており、唐門、本殿などが含まれる。 例祭は4月17日であり、神輿渡御や神楽奉納などが行われる。
瑞巌寺 宮城県松島町
天長5年(828)、慈覚大師円仁によって開創された奥州随一の禅寺。伊達家の菩提寺で、現在の建物は、慶長14年(1609)、伊達政宗公が桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたもの。景勝地松島の代表的な観光地でたくさんの観光客が訪れる。
こちらも紙質の良い御朱印帳です。表紙も重厚感がありお気に入りです。
白石神明社 宮城県白石市
白石神明社は、宮城県白石市にある神社で、旧社格は郷社です。祭神は天照大御神、伊達政宗、片倉景綱です。807年に創建されたとされ、当初は別の場所に鎮座していましたが、明治33年に現在の場所に移転した。白石城に隣接しており、市民をはじめ多くの方に崇敬されている神社。
金蛇水神社 宮城県岩沼市
創建年代等は不詳。古くから水に関わる神として信仰されてきた。この地の清水で宝刀を鍛えた刀匠宗近が金蛇二体を祀ったことが名前の由来と言われている。金運円満・商売繁盛のパワースポット、境内の牡丹・つつじ・ふじで知られる。
山形県の御朱印帳
山寺(立石寺) 山形県山形市
御朱印帳は麓の本堂の納経所で買えます。山寺は各所で各々御朱印をいただけます。事前に良く調べて忘れずにいただきましょう。
当ブログの山寺のページが詳しいです。
山寺(立石寺)でいただける御朱印(山寺・日枝神社・山寺千手院)
山寺日枝神社 山形県山形市
山寺本堂の左側少し上がったところにある神社でこちらもオリジナル御朱印帳があります。白と金の色が鮮やかな御朱印帳です。
本山慈恩寺 山梨県寒河江市
聖武天皇の勅によって創建された歴史ある寺院。修験による祈願寺として御朱印地(領地)を拝領し、檀家を持たなかったため廃仏毀釈で経済的基盤を失ってしまう。
一般に公開したのは昭和50年代に入ってからと新しいため知名度は低いが、平安~鎌倉期に仏像など文化財が数多くあり見どころが多い。
親切にご案内していただけるので時間の余裕をもって行くことをおすすめします。
出羽三山神社 山形県鶴岡市
出羽三山は、山形県村山地方・庄内地方に広がる月山・羽黒山・湯殿山の総称。三山のうちの羽黒山に3社の神を併せて祀る三神合祭殿がある。
本来は有名な五重塔から歩いて山を登って行きますが、上まで車で行けますので、体力に自信のある方以外はその方が無難です。
荘内神社 山形県鶴岡市
鶴ヶ岡城の本丸址に鎮座。庄内一円の人々により明治10年(1877年)旧藩主を追慕して創建された。
綺麗な御朱印帳で人気があるようです。参拝したときは御朱印帳は売り切れでしたが、後ほど送っていただけました。
海向寺 山形県酒田市
2体の即身仏が安置される。庄内には6体の即身仏があるが、そのうち2体がこちらの即仏堂に祀られている。
熊野大社 山形県南陽市
日本三熊野の一つに数えられる古社。
授与所を改築して綺麗にしたり、結婚式に力をいれるなど営業面にも力を入れているようで参拝しやすい神社です。
米沢から車で近いので少し足を延ばしてみてください。
南陽市・上山市・高畠町の御朱印(熊野大社・烏帽子山八幡宮・亀岡文殊)
福島県の御朱印帳
福島稲荷神社 福島県福島市
福島市の市街地の中心にあります。市天然記念物ニレの木は樹齢300年。
987年(永延元年)に安倍晴明が奥州に下向した際、信太明神を勧請したことに始まる。
福島市の中心街にあり、駅から徒歩で参拝可能です。
大蔵寺 福島県福島市
小倉寺観音とも呼ばれる高さ4mの千手観音は国の重要文化財。
拝観が可能で、素晴らしい観音像をすぐ近くで鑑賞できます。福島の街から少し離れていますので車は必須ですが絶対に行くべきと思います。
坂上田村麻呂が東北鎮護のため、行基の作といわれる千手観音を安置したのが始まりとされる。一説には徳一開創とも伝えられる。
福島市の御朱印(福島稲荷神社・中野不動尊・大蔵寺・医王寺、信夫文知摺)
南湖神社 福島県白河市
大正11年設立。「寛政の改革」で有名な松平定信を祀った神社。藩祖を祀った神社はこの時期に流行し各地に建立されたようです。
南湖公園は松平定信が整備した日本最初の公園。
上品な絵柄の御朱印帳ですが御朱印料込2000円と少々値が張ります。
伊佐須美神社 福島県会津美里町
会津の総鎮守として2000年もの歴史を誇る。
「会津」という地名は、崇神天皇が派遣した四道将軍のうち北陸道を進んだ大毘古命と東海道を進んだ建沼河別命とが会津で行き会ったことに由来するといわれ、この2神を祀っている。
神社の外苑にあるあやめ苑では毎年「あやめ祭り」が開催される。2008年に不審火により本殿を焼失し現在再建中。
会津美里町の御朱印【中田観音(弘安寺)・伊佐須美神社・会津薬師寺・龍興寺・富岡観音堂(福生寺)】
福満虚空藏尊 圓藏寺 福島県柳津町
会津きっての名刹とされる。千二百年にもおよぶ歴史を誇る。
茨城県東海村の大満虚空藏尊、千葉県天津小湊町の能満虚空藏尊と共に日本三大虚空藏尊の一つに数えられている。
お寺から只見川の美しい風景を眺望できます。
虚空蔵圓蔵寺(柳津町)・立木観音・上宇内薬師堂(会津坂下町)・勝常寺(湯川村)の御朱印 福島県河沼郡
鳥追観音妙法寺 福島県西会津町
仏都会津の祖・徳一大師が平安初期大同2年(807)に開創。 本尊鳥追聖観音は、僧行基の御作と伝えられる。
西会津ICから何もない田舎道を進みます。さらに奥へ向かうと大山祇神社があります。